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|特集|山をこよなく愛した医師 脇坂 順一 氏が死去
89歳でした。 脇坂さんは昭和27年、九州大学助教授を経て久留米大学教授に就任。 「治療即奉仕」をモットーに脇坂外科教室を設立し、胃がん、胃潰瘍など消化器疾患患者の診療に当たりました。 脇坂さんが執刀した症例は数千におよび、国内有数の外科医として高く評価されました。 また、早くから無医村や医療過疎地域などのへき地医療問題にも注目。 アフリカのシュバイツァー博士のもとでの医療奉仕活動やネパールでの医学調査、沖縄離島での医療奉仕などにも尽力しました。 研究では、手術後の肺水腫の予防治療に取り組み、重度の症例の救命方法を確立。 これらの成果は、内外の学会で高い評価を受け、昭和56年に市文化章を受章、61年には勲三等瑞宝章に輝きました。 登山家としても有名で、国内を始め中南米、ヨーロッパ、ケニアなど世界の峰々に挑戦。 75歳でスイスのマッターホルン、80歳で最高峰のモンブランなど4千メートル級のアルプスを征服しました。 平成11年には、85歳で200回目の海外登頂に成功し、市民を歓喜させました。 また、福岡山の会会長として若い登山家の指導にも努めました。 脇坂さんのご冥福をお祈りします。 特集|BACK|NEXT| |