| 《1・2班戦 展望》 今回はナイターは民間ポータルサイトのポイント還元日の1日を挟む売上げ的には最高の日程。 1・2班戦・チャレンジ・ガールズの3本立。1・2班は北日本・関東・南関東・瀬戸内・九州の争い。北日本代表は来期のS級を決め、今期も取れてる元支部長、明田春喜(北海道)。連携する宇佐見優介(福島)は、初S級にラストスパート、こゝで任せるのは自力主体に何でもやる闘志の栗本武典(千葉)。関東は吉田裕全を軸に、植原琢也・熊崎麻人でまとまる埼玉トリオは強烈無比。瀬戸内は小川家の三男坊、将二郎(徳島)は四国1車でも、やりたいのは自力、それも切れ味鋭い捲りでV奪取。中国は揃っており、細中翔太を先頭に、仕上ってる多田晃紀、近藤範昌で連携する岡山トリオは注目の的。九州は1班に地元ゼロの不思議、そして自力型不在では、高木竜司・太田黒大心の熊本コンビは苦戦。 《チャレンジ 展望》 優勝候補筆頭は127期、土井慎二(岡山)、大学まで野球に打ち込み、プロ野球(NPB)入りを目指したが叶わず、現役の父、勲(82期)の勧めもあり自転車に転向、これが合ってたのか、在所時はゴールデンキャップに輝き、デビュー後は4場所全て決勝に乗り、2度の優勝。こゝ久留米は7月に走り、4②➌だったので、今回はリベンジすると決め、自粛の2ヶ月間は練習に打ち込んだ事で、更にパワーアップして再登場。大先輩、高嶋一朗(岡山)が連携。127期の中川飛隆(新潟)は、予選突破に四苦八苦してる状態が現実。土井と五分の勝負を演じるのは、123期生、中岡海(愛媛)、体調もあって陥落したが、師匠の佐々木豪(109期)に鍛えられたのが前期1・2班戦の成績であり、今期の成績、2人は並ぶ事はせず、多分ガチンコ勝負。地元代表の中園朋亨は、メンバーに恵まれて優出は確実。東で狙えるのは渡邊恭典(栃木)に、齊藤紳一朗(青森)。 《ガールズ 展望》 競輪祭女子王座戦を終え、年末のガールズグランプリで再び相まみえるであろう、児玉碧衣(福岡)、梅川風子(東京)のマッチレース。 ナショナルチームに長い間在籍してた梅川に対し、児玉は国内で頑張り、女王の座を守り続けていたが、現在はグランプリスラムの佐藤水菜に追い付くの為、ワットバイクや筋トレで鍛えてるのがこの成績、地元戦は3連勝がノルマ。梅川は、岸和田パールカップで佐藤水菜の逃げを抜けなかったのが発奮材料に成ったのか、それからオール1着の快進撃、逃げて押し切れるのが最大の武器。 2人の攻防は今回の超目玉。 |
| 小川 将二郎 (徳島) 23才 121期生 |
現在でもS級戦士として頑張ってる父、圭二(68期)の闘う姿を見て育ったサラブレッドは、一足先にデビューした長兄(丈太)、そして後から選手に成った次兄(三士郎)には負けたくないで練習してるのが来期のS級であり、今期の高得点。 自力は自力だが、常に1着を狙う若者。 |
| 植原 琢也 (埼玉) 31才 113期生 |
法政大学2年まで自転車競技で活躍、3年に成るや、世界を見聞すると決め、クロアチアの叔母を頼り、2年間ヨーロッパを放浪したのは有名な話。 帰国するや、113期に一発合格、度重なる落車でS級上位から陥落したが、練習したのか、全盛期のパワー甦ったのが、この快成績。 |
| 明田 春喜 (北海道) 44才 89期生 |
同期・同級生の菊地圭尚を2度抜いての記念V2は勲章。長い間、支部長をしてたが、その疲れもあり、来期は2班に落ちる事で発奮したのか、今期はS級点を有にオーバーしてるのは立派以上。久留米バンクは何度も走って居り、巧みなヘッドワークで優勝狙う。 |
| 吉田 裕全 (埼玉) 41才 90期生 |
S級それも下位で戦ってたのに、変なプライドで、関東以外には付けないと決めていたが、誰かに諭されたか、使える者は誰でも使うと決めたら、往時の脚が戻り、今期はS級点キープ。それも捲りを復活させての価値あるもの。 今回は後輩、植原琢也・熊崎麻人を使えるなら優勝のチャンス。 |
| 栗本 武典 (千葉) 29才 119期生 |
マーカーとして鳴らした父、啓志(62期、引退)を見て育った事もあり、先にデビューした兄、尚宗(113期)の後を追って119期に合格。父親譲りのガッツで、逃げと捲りを使い分けていたが、今期は努力が実り、S級点をキープ。失格しなければ、来年7月は初のS級パンツ。 |
| 多田 晃紀 (岡山) 32才 103期生 |
岡山輪界では指折りの自力型も32歳、そこで後輩の番手を廻る事も多く成ったが、練習してるので、自信あるのは逃げであり、ロング捲り。S級は1度だけ経験してるが、現在の調子を保ち続ければS級定着も可能。今回は後輩、細中翔太が居るのは楽しみ。 |
| 宇佐見 優介 (福島) 32才 115期生 |
高校では野球に打ち込み、甲子園出場を経験した球児は、プロでも競輪選手に成ると決め、飯野祐太(90期)に弟子入り、自力では通用しないと気付き、追い込みに転向したのが、この高得点。失格してるので、初S級は来年に持ち越したが、玄人受けするガッツマン。 |
| 高木 竜司 (熊本) 49才 82期生 |
八代工業を卒業して選手に成った頑張り屋は、大仲の中川誠一郎の影響もあり、S級とA級をエレベーターする活躍、常にチャンスは物にする脚には仕上げてるのが、この安定した成績。今回は九州が少なく苦戦は免れないが、そこは経験で。 |
| 熊崎 麻人 (埼玉) 26才 123期生 |
5度目でやっと合格した苦労人。山信田学に弟子入りした事で、S級で活躍してる森田優弥・山口多聞・森田一郎は練習仲間と恵まれて居り、戦法は妥協しない先行か捲りの積極自力、今期はこゝ迄S級点はキープしてるので、やってはいけないのは失格。 |