市営開催情報

久留米ナイター競輪(FⅡ・ガールズ)「チャリロト杯」
9月29日(日)~10月1日(火)

展望

《A級1・2班戦展望》
 今回の久留米ナイターはA級1・2班戦、チャレンジ・ガールズの3本立。前節のミッドナイトに続いて北日本・関東・南関東・瀬戸内・九州の対抗戦。
 A級戦は1班17名、北日本からは先行主体の阿部架惟都(宮城)に、捲りの高橋幸司(山形)の自力型コンビ。関東は渡辺航平(東京)、星野辰也(栃木)、須賀和彦(茨城)の追い込み3人。南関東は自力の深瀬泰我(静岡)、栗田万生(千葉)の自力には、マーカー荻野哲(神奈川)。瀬戸内は来期S級の吉武信太朗(愛媛)には近藤誠二(香川)が四国で、矢部駿人(岡山)の自力には、先輩岩本純(岡山)が中国。九州は新バンク効果なのか、自力を復活させた中村雅仁(熊本)を軸に、北九州支部長、勝部貴博(福岡)の自力には、巧者、中井大介(福岡)、捲り兼備の山口龍也(長崎)迄が1班。2班で上位に通用するのは、自力の枝村弘樹(宮崎)小坂丈(茨城)、一ノ瀬匠(佐賀)に、追い込み型は、根っからのマーカー宗景祐樹(栃木)。

《チャレンジ展望》
 各地で旋風を巻き起こしてる125期生が5人出場。
 中でも注目は在校1位で退所した遠藤拓巳(香川)。日大出のエリートは123期の受験に失敗したが、1年間練習に打ち込み2度目で合格するや、勝利に執着して見事な成績、実戦では同期相手に思わぬ苦戦を強いられてるが、将来は間違いなく四国を背負って立つ器。
 阿部俊(静岡)は、渡邉晴智(73期)をリーダーとする富士山グループの優等生、本格デビュー2戦目に落車したが、ほぼパーフェクトに仕上げて参戦、自力で狙うは優勝。森柾斗(徳島)は湊聖二(86期)の弟子、高校からプロを目指しただけあって在所11位は立派なもの、デビュー後は積極的に逃げ、優出を外してないのが実力。中西勇(福岡)はハンドボールのエリートとして頑張った未完の大器、兄は中西大(和歌山107期)、師匠は小川賢人(103期)、デビュー戦で落車したのが響いているが、地元戦からブレークの予感。小山峻汰(熊本)は、高校迄は野球一本、父は75期の琢磨(引退)、師匠は合志正臣(81期)、持ち味は展開で使い分ける自在戦法。

《ガールズ展望》
 昨年は変幻自在の運行で大活躍した久米詩(静岡)が、4月末のオールガールズクラシック以来の久留米登場。父は京都を代表するスターだった康徳(70期引退)、その父が競輪選手養成所で教官をしてる事もあり、静岡からデビュー。ナショナルチームに参加して一緒に練習する事もあり、それが現在の実力、今年は出遅れたので、ガールズGPに出るには競輪祭ガールズ王座(GI)を獲るしかないが、総合力で他を圧倒。
 自衛隊から選手に成ったのは吉岡詩織(広島)、一時は自在とコメントしてたが、現在は逃げか捲りの自力に徹し、白星を量産。久留米は好走続き。7月に入り調子を上げ、優勝もある岡本二菜(東京)は捲り主体の運行での勝負強さが売り。注目は地元ルーキー高木萌那(福岡)、母方の祖父は名選手、工藤元司郎氏で、父は現役の高木和仁(76期S2)、高校は女子野球の名門、神戸弘陵学園に野球留学、キャッチャーとして全国制覇したスポーツウーマンは適性で一発合格、ゴールデンキャップに輝いた逸材、初の地元戦で狙うは優勝。

主力選手

中村 雅仁
(熊本)
42才 90期生
レース中の落車も絶えないが、一番痛かったのは街道練習中の事故での骨盤骨折の重傷、それでも諦める事なく、前期はS級で頑張り、今期は8年振りに再開した熊本競輪のこけら落としで好スタートを切ったのがこの成績。主戦法は目標決めての追い込みだが、たまに放つ捲りは強烈、今回欲しいのはVのみ。
吉武 信太朗
(愛媛)
30才 107期生
来期のS級返り咲きは決めてるこれからの自力型、ここ久留米は妙に縁があり、デビューから年に3・4度は呼ばれてる熟知バンク。今回のメンバーなら相手を見下ろして闘えるのは有利で、本来の逃げか捲りの自力で、決めたいのは今期初優勝。
阿部 架惟都
(宮城)
25才 115期生
櫻井正孝(100期)の弟子、体力に恵まれ、練習での強さは宮城輪界でも5本の指に入るとの評判でも、性格なのか、本番では半分も出せてないのが実情、久留米はS級で2度走って居り、余計な事は考えず逃げに徹し切れば、3日間ブッ千切りも可能な若者。
渡辺 航平
(東京)
47才 79期生
弟の十夢(85期)と共に福井を代表してS級で活躍、支部長職を10年近く務め上げたのを手土産に、愛妻の里、東京に移籍して頑張ってる巧者。今回は関東の自力型は2班の小坂丈しか居ないので、頼みは栗田万生・深瀬泰我の南関東の自力型。
勝部 貴博
(福岡)
35才 105期生
3年前は痛恨の誘導妨害追い抜きをやらかし、4ヶ月の自粛もあり、チャレンジ迄落ちたが、その間しっかり練習したのか、復帰後は逃げ主体の自力でS級に手が届く処まで点数上げたのは本人の努力。7月から北九州支部長職を引き受けたのは人徳。
星野 辰也
(栃木)
38才 95期生
S級とA級をエレベーターしてるのは実力の証明。
S級に定着出来ないのは、大きな落車事故が一期に1回あるからでも、復帰すればそれなりの成績を残してるのは凄いとしか、因みに大スターに成長した坂井洋(115期)は弟子、一緒に練習する事はないが自慢。
高橋 幸司
(山形)
36才 99期生
順天堂大学では陸上、砲丸投げをやってたスポーツマン。
山形に唯一、在った自転車場は東日本大震災で壊れた事で、練習地を求めジプシー生活を送ってるが、冬期間は沖縄に決めたのが良かったのか、前回はS級点を狙える活躍。今回は自力主体に阿部架惟都と一緒なら任せる。
深瀬 泰我
(静岡)
31才 119期生
法政大学までは自転車競技で活躍したのに、卒業後は建材メーカーの商社に就職。3年ぐらい務め、世間の荒波を経験してからプロ入り、自力で頑張ってるが伸び悩んでるのは否めない事実、久留米はレインボーファイナルで優勝した思い出バンクなので、こゝから再進撃。
山口 龍也
(長崎)
29才 111期生
ガールズのアイドルレーサー、伊吹は妹で、弟の留稀哉が127期生として養成所で頑張ってるのもあり、長兄として頑張らねばで努力してる最中、前期は1・2班初Vもあり順調だったのに、今期は怪我もあり出遅れてるが、スピードある捲りに、追い込みは楽しみ。

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